人びとのこころと身体の豊かさをテーマに‥
自然食品店さんや鍼灸などの東洋医学士や自然療法士さん、トレーナーさん達などと連携して
ヘルシーで美しくなる
【機能美】をご提案をしています
Miraiこと
多喜未来子です。
ここ最近老若問わず貧血のご相談が多いのですが
皆さんに詳しく食生活状態をお聞きしても
それぞれ栄養バランスなどに気を遣われていて
そんな極端な栄養不良には思えませんでした。
‥
現代人に流行りのリーキーガット症候群などで
栄養がしっかり吸収できない事も
大きな原因と思いますが‥
他に阻害要因があるか、
もしくはとった栄養分の元に何か共通の原因がありそうです。
そんな中、りんご栽培を自然農で成功されて
そのノウハウを惜しみなく皆んなにシェアしている素晴らしい方、木村秋則さんが
こんな事をおっしゃっていました。
(↓木村さん談↓)
皆さんは聞き慣れない言葉かもしれませんが、硝酸態窒素は多くの病気の根源とも言われている怖ろしいものです。
今から60年ほど前のアメリカで、ある母親が赤ん坊に裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊が口からカニのように泡を吹き、顔が紫色になったかと思うと30分もしないうちに息絶えてしまう悲しい出来事がありました。ブルーベビー症候群と呼ばれるものです。
牛や豚、鶏などの糞尿を肥料として与えたホウレンソウの中に硝酸態窒素が残留していたんです。
硝酸態窒素は体内に入ると亜硝酸態窒素という有害物質に変わり、血液中のヘモグロビンの活動を阻害するので酸欠を引き起こし、最悪の場合死に至ってしまう。また、発がん性物質のもとになったり、糖尿病を誘発すると言われている怖ろしいものなんです。
家畜の糞尿は有機栽培でも使われますが、堆肥を十分に完熟させてから施せば問題はありません。
しかし未完熟の堆肥を使うと、とくに葉ものには硝酸態窒素が残ってしまうので危ないのです。
さらに危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜で、要注意です。
このような事件がその後も多発したために、ヨーロッパでは硝酸態窒素に対して厳しい規制があり、EUの基準値は現在およそ3000ppmと決められています。それを超える野菜は市場に出してはならない。汚染野菜として扱われるのです。
ところが日本にはその基準がなく野放し。農林水産省が不問に付しているからです。
スーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態窒素、いくらあったと思いますか? 1万6000ppmですよ! 米はどうか? 最低でも1万2000ppm。高いほうは……とんでもない数値でした。ここには書けません。皆さん、パニックになってしまうから。
それに比べて自然栽培農家の作ったコマツナは、わずか3・4ppmでした。
(日本農業再生論より抜粋)
* * * * * *
これは実際皆さんのお話から合点がいきます。
例えばある中学生の娘さんが貧血で困られていたので牛乳をやめてもらったら、すんなり貧血が治ったんです。
恐らく牛さんの食べたご飯に硝酸態窒素がたっぷりだったのではないかと想像しました。
牛乳は成分が凝縮されていますし余計にヘモグロビンの活動を阻害していたのではないか、と。
我が家はお野菜は基本自然農や有機栽培のものを食べます。
特に緑の葉っぱさん達は自然農のものを選んで食べます。
この浅〜い緑色が硝酸態窒素が少ない証拠。
春の花芽は冬の老廃物をデトックスしてくれる大切な旬のお野菜なのでオススメです!
湯がくと栄養分が逃げるので
湯通しでいただきます♡
滋味溢れる旬の味に感謝(*^^*)